審査(与信)システムのしくみとは
審査方法が分かれば、借入れの審査は怖くないかも…!?
まず初めに消費者金融会社は「属性モデル像」と言う基準を使って審査を行います。
「属性モデル像」って何?と言うとこは後で説明します。
尚、予断ですがクレジットカード会社の与信は「属性ポイント制」と言う方法となり、同じ審査でも若干方式が異なります。
では、消費者金融における”属性モデル像”の審査方法について順を追って説明します。
審査方法が分かれば逆にどうすれば審査に通るか分かりますからね!!
(ポイントはココです…)
まず始めに信用情報機関に照会
まず始めにコンピューターを通して個人信用情報機関へ問い合わせを行います。
これは、あなたが他の消費者金融から何件・いくら借入れをしているかを調べる為で、あなたの名前と生年月日で調べる仕組みになっています。
尚、この問い合わせは1分足らずで回答があり、現在の借入れ状況及び返済の状況も分かる様になっています。
この問い合わせで同時に、あなたの住所や電話番号・勤務先などの属性情報※も分かるようになっており、申込みした際のあなたの申告と違いがないかも調べられます。
ちなみに一度も消費者金融を利用したことの無い人は、もちろん登録情報がありませんので「該当なし」との結果が返ってきます。
※属性情報:申告住所や年齢、持ち家、電話、勤務年数などの情報
次にコンピューターで属性モデルの分類を行います
あなたが申込み時に申告した情報を、コンピュータに入力していくと、属性モデルの分類が自動的に行われます。
属性モデルとは、消費者金融の過去の膨大なデータからあなたに一番近い属性を持つ人達をモデルとしてピックアップし、融資後にどのような利用状況になったかを検証し、その統計からあなたの今後の利用状況と行動特性を予測するものです。
この部分で利用限度額や契約の可否が決定されます。
なので、消費者金融各社はあなたに融資する前に、優良客になるのか、そうでないかを予想しているということです。
これは、確率統計(データマイニング)を元に考えられたシステムなので、結構高確率で当たることも周知の事実です。
この2段階の審査で通らなかったとしても、この”属性”と言う部分を変更させるか、審査基準が違う会社へ申し込めばいいのです!
お気づきの通り、審査に通らなかったと言ってもあなたに信用がないと言う訳ではないので安心してください。
もし、審査に通らなかった場合は、こちらの章を読んで属性変更をするか、審査基準の違う会社へ再度チャレンジ!
在籍確認及び在宅確認の実施(電話確認がない消費者金融もあります)
審査の最後に担当者があなたの勤務先・自宅に電話をし、申告にあった会社に本当に勤務しているか?ないしは、自宅に電話をかけて、本当にそこに住んでいるか?と言う確認がある場合があります。
確認がある際は、あなたの友達のフリをして電話してくれますので同僚の方や、家族には消費者金融だと感づかれないようにしてくれますので安心して下さい。
これらの結果で融資が出来るかどうかの判定を行います。
消費者金融の売り文句の一つは「融資の早さ」なので、どの会社も手早く審査をしてくれると思います。
もし、審査に通らなかった方はこの章で書いている様に属性変更をして再度申し込みましょう。